今日の3ポイント(2026年4月25日)

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  • 先週の米国株は企業決算を材料に上下しながらも、週後半にかけて持ち直す展開となりました。
  • 米10年国債利回りは4.34%前後とやや低下し、将来の利益を現在価値に換算する「割引率」の上昇圧力がひとまず落ち着きました。
  • ドル円は158円台前半で横ばい、金は高値圏を維持、原油は弱含みと、リスクへの見方と景気の先行き感が分かれる週でした。

今週の振り返り

週の流れ

今週は決算シーズンが本格化し、企業ごとの内容によって株価の反応が大きく異なる「個別色の強い」相場となりました。

4月21日(火)には決算発表が相次ぎ、良い内容の銘柄は上がり、悪い内容の銘柄は下がるという動きが顕著に。4月23日(木)にはハイテク大手の決算をきっかけにナスダックを中心に値動きが荒くなりました。ただ4月24日(金)には週末にかけて買い戻しが入り、主要指数は持ち直して週を終えています。

一言でまとめると、「個別銘柄は決算で大きく動いたが、指数全体としては崩れなかった」週でした。

金利の状況

米10年国債利回りは週末時点で4.34%前後。先週の4.38%付近からわずかに低下しました。

株式市場にとって金利は「将来の利益を割り引く率」として機能するため、金利が高いほど株の理論的な価値は下がります。現在の水準は「悪化はしていないが、まだ重い」という印象です。注目すべきは水準そのものよりも、「上昇が止まったかどうか」という方向感です。


主要指数(週末時点)

指数終値
ダウ平均48,980.45
S&P5006,860.20
ナスダック10024,720.30

全体の手触りとしては、「方向感は弱いものの底堅い」という印象。決算で個別に上下しながらも、指数レベルでは大きく崩れない展開が続いています。


金・原油・為替

金(Gold):2,255ドル/oz インフレへの備えとしても、リスクオフの逃避先としても意識されており、引き続き高値圏を維持しています。

原油(WTI):63.80ドル/バレル 景気減速への懸念が続いており、弱含みの展開。エネルギー需要の先行きに慎重な見方が広がっています。

ドル円:158.20円前後 金利がわずかに低下したことで円安の勢いはやや鈍化しましたが、大きな円高トレンドには至っていません。


来週の注目点

経済イベント

  • 主要ハイテク企業の決算:指数全体の方向性を左右する重要な材料です。
  • 米PCE(個人消費支出):FRBが最も重視するインフレ指標。金利の先行きを読むうえで欠かせません。

主なテーマ

  • AI・半導体株:決算で成長期待を維持できるかが焦点。
  • 金利動向:4.3%台前半での安定が続くかどうか。
  • 為替:158円台のレンジが継続するか、動意が出るか。

シナリオ別の見通し

強気シナリオ:決算が良好で金利も低下 → 株価は上昇局面へ

中立シナリオ:決算の内容がまちまちで金利も横ばい → 株価はレンジ内での推移

弱気シナリオ:決算が失望的で金利が上昇 → ナスダックを中心に調整局面入り


長期投資家の方へ

行動の指針

積立投資は引き続き継続を。決算シーズン中は個別銘柄の値動きに振り回されやすい時期ですが、長期的な視点を保つことが大切です。ポートフォリオのテクノロジー株への偏りが気になる方は、この機会に資産配分を見直してみるのも一つの手です。

リスク管理のポイント

為替の影響も含めたトータルリターンで評価するよう心がけましょう。また、金利が再び上昇に転じるリスクは常に念頭に置いておく必要があります。


用語の解説

決算:企業が一定期間の業績を発表すること。株価に大きな影響を与えます。

割引率:将来得られる利益を、現在の価値に換算するときに使う金利のこと。金利が高いほど、将来の利益の「今の価値」は小さくなります。

ボラティリティ:価格の変動の大きさのこと。ボラティリティが高いほど、値動きが激しい状態を指します。

個別色が強い:市場全体が同じ方向に動くのではなく、銘柄ごとに異なる動きをしている状態のことです。


本稿は一般的な情報提供を目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。投資の判断はご自身の責任のもとで行ってください。

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この記事を書いた人

“守りは投資信託、攻めは米国テック”。そんなコア・サテライトで
ムリなく増やす方法を発信しています。新NISA×積立×仕組み化で、
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