今日の3ポイント(2026年3月14日 JST)

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3月9日〜13日の米国株は、週半ばに発表された**米CPI(消費者物価指数)**を受けて金利が上昇し、ハイテク株を中心に調整が入りました。週後半は下げ渋る展開となっています。

米10年国債利回りは4.31%前後まで上昇。割引率(将来の利益を現在価値に換算する金利)の上昇が、株式の上値を抑える形となりました。

ドル/円は157円台前半で推移。金は上昇、原油は弱含みと、資産ごとに動きが分かれた1週間でした。


目次

今週の振り返り

主なイベント(JST)

  • 3月11日(水):米CPI発表。インフレの根強さが意識され、金利上昇・株価下落の展開に。
  • 3月12日(木):金利上昇が一服し、押し目買いが入って株価は反発。
  • 3月13日(金):週末を前に利益確定売りが出たものの、指数は大きく崩れることなく週を終えました。

今週は「物価 → 金利 → 株」という、教科書的な流れが確認された週でした。


金利の現在地(米10年債利回り=割引率の目安)

  • 米10年債利回り4.31%前後(週末時点)
  • 4.3%台は株式市場にとってやや重い水準で、とりわけナスダックなどグロース株への影響が目立ちます。
  • 市場の関心は「いつ利下げが始まるか」よりも、むしろ「金利がこれ以上上がるかどうか」へと移っています。

株式(主要指数・週末時点)

  • ダウ平均:49,050.90
  • S&P500:6,885.20
  • ナスダック100:24,980.65

今週の手触り(初心者の方向け)

  • CPIの発表でヒヤリとする場面も
  • 金利上昇を受けてハイテク株が調整
  • ただし相場全体としては「大きなトレンド転換ではない」という印象です

金と原油

  • 金(Gold)2,160ドル/oz インフレへの警戒感と安全資産需要を背景に上昇。
  • 原油(WTI)65.90ドル/バレル 世界景気の先行きへの慎重な見方から、弱含みの展開が続いています。

為替(ドル/円)

  • 1ドル=157.10円前後(週末時点)
  • 米金利上昇を背景にドル高・円安基調が続いていますが、158円台手前では上値の重さも感じられます。

来週の注目ポイント

経済カレンダー(JST)

  • FOMC(米連邦公開市場委員会):政策金利は据え置き予想。ただし声明文やドットチャート(金利見通し)の内容に要注目です。
  • FRB高官の発言:インフレ認識がどう変化しているかが焦点。

テーマ(AI・半導体・政策など)

  • AI・半導体株:金利が高止まりするなかでも、成長期待を維持できるかどうか。
  • 金利動向:4.3%台が定着するか否か。
  • 為替:157〜158円レンジでの攻防が続くか。

シナリオ別の見方

  • 強気シナリオ:FOMCがハト派寄りの姿勢 → 金利低下 → 株価反発
  • 中立シナリオ:政策が市場予想通り → 株価はレンジ内で推移
  • 弱気シナリオ:インフレ警戒が強調される → 金利上昇 → ナスダック中心に調整

長期投資家の方へ

確認しておきたいこと

  • 積立投資は淡々と継続。
  • 金利上昇に弱い資産に偏りすぎていないか確認を。
  • 円建て評価額への為替影響もチェック。

リスク管理の視点

  • 金利と株価の関係を定期的に観察する習慣を。
  • 為替ヘッジの方針は、相場が動く前に決めておくのが理想です。

用語メモ

  • CPI:消費者物価指数。インフレを測る代表的な統計指標。
  • 割引率:将来の利益を現在価値に換算するための金利のこと。
  • 押し目買い:株価が下落したタイミングで買いを入れること。
  • グロース株:将来の成長に対する期待が高い企業の株式。
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この記事を書いた人

“守りは投資信託、攻めは米国テック”。そんなコア・サテライトで
ムリなく増やす方法を発信しています。新NISA×積立×仕組み化で、
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