今日の3ポイント(2026年3月7日)

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  • 3月2日〜6日の米国株:週後半に発表された米雇用統計を受けて金利がやや上昇し、ハイテク株を中心に小幅な調整が入りました。ただし、株価指数全体で見ると大きく崩れる場面はありませんでした。
  • 米10年国債利回りは4.24%前後:割引率(将来の利益を今の価値に換算するときに使う金利)が上昇したことで、株価の上値が抑えられる展開となりました。
  • ドル/円は156円台後半:金は底堅く、原油は弱含みと、資産ごとに方向感が異なる一週間でした。

今週を振り返って

目次

主なイベントの流れ

3月3日(火) 前週の流れを引き継いで、落ち着いたスタートとなりました。

3月5日(木) 雇用統計の発表を翌日に控え、様子見ムードが漂いました。

3月6日(金) 米雇用統計が発表され、雇用の底堅さが改めて確認されました。これを受けて金利が上昇し、株価は一時下押しされました。

今週も基本の構図は「雇用 → 金利 → 株」でした。景気が強いほど利下げ期待が後退するというジレンマが、改めて意識された一週間です。

金利の水準感

週末時点の米10年債利回りは4.24%前後で着地しました。4%台前半はまだ株式市場が耐えられる水準ですが、4.3%に近づいてくるとハイテク株にはやや重荷になります。市場は引き続き「最初の利下げはいつか」を探り続けています。

株式市場(週末時点の数値)

  • ダウ平均:49,180.55
  • S&P500:6,912.40
  • ナスダック100:25,240.90

雇用統計後に一度調整が入ったものの、下げ幅は限定的でした。全体的には「高値圏での踊り場」といった印象の一週間です。

商品・為替

  • 金(Gold):2,145ドル/oz インフレへの警戒感や分散投資の需要を背景に、底堅い動きが続きました。
  • 原油(WTI):66.20ドル/バレル 景気減速への懸念から、やや弱含みの展開となりました。

ドル/円:週末時点で1ドル=156.70円前後。米金利の上昇がドルを支える一方、急激な円安には向かわず、レンジ内での推移が続きました。

来週の注目ポイント

  • 米CPI(消費者物価指数):今月最大の注目イベントです。インフレの方向感を見極めるうえで欠かせない指標です。
  • FRB高官の発言:雇用と物価をどう評価しているか、その言葉づかいに注目しましょう。
  • AI・半導体株:高値圏での持続力をどう評価するか。
  • 金利動向:4.2%台が維持されるかどうか。
  • 為替:156円台のレンジが続くかどうか。

来週のシナリオ別の見通し

  • 強気:CPIが落ち着いた数字になれば、金利低下→株価上昇の流れへ。
  • 中立:雇用が強く物価も安定していれば、株はレンジ相場が続きそうです。
  • 弱気:インフレが再燃すれば、金利上昇→ナスダックを中心に調整入りも想定されます。

長期投資家の方へ

相場が動いている時ほど、基本に立ち返ることが大切です。

  • 積立投資は継続しましょう。一時的な調整に惑わされないことが長期運用の鉄則です。
  • ハイテク株への集中度を改めて確認してみましょう。
  • 円建てでの評価額も含め、全体のポジションを整理しておくと安心です。
  • 金利と株価の関係は、定期的に確認する習慣をつけておきましょう。
  • 為替ヘッジについては、相場が動く前に方針を決めておくことが重要です。

用語解説

  • 雇用統計:米国の雇用状況を示す最重要統計。FRBの政策判断に直結します。
  • 割引率:将来の利益を現在の価値に換算するための金利。金利が上がると株の割高感が増します。
  • 踊り場:上昇トレンドの中で、一時的に横ばいになる状態のこと。
  • レンジ相場:一定の価格帯の中で上下を繰り返す相場のこと。方向感が出にくい状態です。

【免責事項】

本稿は一般的な情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的なご判断は、ご自身の責任のもとでお願いいたします。

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この記事を書いた人

“守りは投資信託、攻めは米国テック”。そんなコア・サテライトで
ムリなく増やす方法を発信しています。新NISA×積立×仕組み化で、
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