今日の3ポイント(2026年2月28日 JST)

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2月23日〜27日の米国株は、週後半のPCE(FRBが重視する物価指標)の発表を控えて神経質な値動きが続きました。週末には買い戻しが入り、指数は下げ止まって取引を終えています。
米10年国債利回りは4.18%前後で推移しました。金利はやや高止まり傾向にあるものの、急激な上昇は免れています。
ドル/円は155円台後半とやや円高方向に動き、金は上昇、原油は軟調と、資産クラスごとに温度差が目立った一週間でした。


目次

今週の振り返り

イベントの地図(JST)

  • 2月24日(火):ハイテク株の一部で利益確定の売りが出て、特にナスダックを中心に軟調な展開となりました。
  • 2月26日(木):PCE発表を翌日に控え、様子見のムードが強まりました。
  • 2月27日(金):PCEが市場予想の範囲内に収まり、安心感から買い戻しが広がりました。

今週のキーワードは「物価指標を前にポジションを軽くする動き」でした。指標通過後は安堵感から買いが戻りましたが、上値には慎重な姿勢が続いています。


金利の現在地(米10年債利回り=株の割引率として注目)

  • 米10年債利回り4.18%前後(週末時点)。
  • 4%台前半は株式市場にとってやや重しになりますが、現時点では許容できる水準と見られています。
  • 市場は引き続き「インフレが再加速しないか」を注意深く見守っています。

株式(主要指数・週末時点の具体的数値)

  • ダウ平均49,310.75
  • S&P5006,940.10
  • ナスダック10025,410.55

今週の相場感(投資初心者の方へ)

  • 週前半:テック株を中心に利益確定の売りが出て調整
  • 週後半:物価指標(PCE)の通過で安心感が広がり、買い戻し
  • まとめ:大きなトレンドの転換というより、高値圏での慎重な値動きが続いている状況です

金と原油(具体的数値)

  • 金(Gold)2,135ドル/oz
    • 金利が高止まりする中でも、リスク分散の需要に支えられて上昇しています。
  • 原油(WTI)66.80ドル/バレル
    • 景気減速への懸念から売り圧力が続き、軟調な展開となっています。

為替(ドル/円)

  • 1ドル=155.80円 前後(週末時点)
  • 米金利が落ち着いたことで、ドル高の勢いは一服しています。
  • 円高方向への調整が続く場合、海外資産の円換算評価には逆風となります。注意が必要です。

来週の注目(見どころ)

注目の経済イベント(JST)

  • 米雇用関連指標:労働市場の強さが維持されているかどうかを確認します。
  • FRB高官の発言:今回のPCEをどのように受け止めるか、発言内容に注目です。

引き続き注目したいテーマ(AI・政策・為替)

  • AI・ハイテク株:高値圏でも買いが続くか、それとも過熱感から調整が入るかが焦点です。
  • 金利動向:4.2%を上抜けてくるのか、それとも再び4%台前半へ落ち着くのか。方向感が株価の行方を左右します。
  • 為替:155円台での定着が続くのか、再び円安方向に振れるのか。海外資産を持つ方は円換算の動きにも目を向けてみてください。

今後のシナリオを3つの視点で整理する

  • 強気:次の経済指標が落ち着いた結果になる → 金利低下 → 株価は再び上昇トレンドへ
  • 中立:金利が横ばい圏で推移 → 株価も高値圏でのレンジ相場が続く
  • 弱気:インフレが再加速する → 金利が再び上昇 → ナスダックを中心に調整が広がる

長期投資家が今週確認しておきたいこと

行動チェックリスト

  • 積立投資はそのまま継続しましょう。
  • ポートフォリオがハイテク株に偏りすぎていないか確認しておきましょう。
  • 保有資産の円換算評価がどう変わっているかチェックしておくと安心です。

リスク管理

  • 金利と株価の関係を定期的に確認する習慣をつけておきましょう。
  • 為替ヘッジをどの程度かけるかは、あらかじめ方針を決めておくと判断がしやすくなります。

用語解説(わかりやすく)

  • PCE:個人消費支出物価指数のこと。FRBが金融政策の判断に使う重要な物価指標です。
  • 割引率:将来受け取る利益を、現在の価値に換算するために使う金利のことです。金利が上がると株の割引率も上がるため、株価が下がりやすくなります。
  • 利益確定売り:株価が上昇したタイミングで保有株を売り、利益を確定させること。相場の重荷になることがあります。
  • 高止まり:価格や金利が高い水準のまま、なかなか下がらない状態のことです。

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。

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この記事を書いた人

“守りは投資信託、攻めは米国テック”。そんなコア・サテライトで
ムリなく増やす方法を発信しています。新NISA×積立×仕組み化で、
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