今日の3ポイント(2026年2月21日)

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  • 今週(2/16〜2/20)は関税をめぐるニュースで相場が揺れる場面もありましたが、金曜日には安心感が戻り、主要指数は上昇して週を終えました。週間トータルでもプラスとなっています。(出典:AP News)
  • 米10年債利回り(株の割引率として注目される指標)は直近公表値で4.08%(2/19時点)。金利が急上昇していない点が、株価の下支えになっています。(出典:FRED)
  • ドル円は1ドル=155.555円(2/20の週内高値)まで円安方向に振れました。金は1オンス=約5,040ドル、原油(WTI)は66.39ドルと、各資産ごとに温度差が生じた一週間でした。(出典:Wise)

今週の振り返り

目次

相場の流れを一言でまとめると

「関税ニュースに振り回された一週間」です。週後半には米最高裁の関税判断を受けて株が持ち直しました。(出典:AP News)

もうひとつの注目軸は「インフレと景気の綱引き」。成長鈍化と物価上昇が同時に意識され、すっきりと楽観できない空気も残りました。(出典:Reuters)

金利の水準と方向感

米10年債利回りはFREDの更新値で4.08%(2/19)。急上昇していないため、「株にとっての追い風」というよりは「安心材料」として機能した週でした。(出典:FRED)

初心者の方向けに補足すると、いまの市場は「株が金利の顔色をうかがっている」状態です。金利が落ち着いていると、ハイテク株を中心に買い戻されやすいという動きが見られます。(出典:Reuters)

株式市場

主要指数(2/20・米国株終値)

ダウ平均:49,625.97(出典:AP News)

S&P5006,909.51(出典:AP News)

ナスダック100:25,012.62(出典:Investing.com)

今週の印象

金曜日は「これ以上の悪材料は出なさそう」という安心感から買い戻しが入り、特に大型テック株が指数を押し上げました。(出典:Reuters)

一方、関税リスクが消えたわけではありません。新しい材料が出るたびに相場のムードが変わりやすい状況は続いています。(出典:AP News)

金と原油

金(Gold):5,040ドル/oz(2/20時点)。先行き不透明感が続くなかで「保険」として買われやすい状況です。(出典:Fortune)

原油(WTI):66.39ドル/bbl(2/20終値)。週後半は中東情勢への警戒感から短期的に値が動きやすい展開でした。(出典:Reuters)

為替(ドル円)

週内で1ドル=155.555円(2/20の高値)までドル高・円安方向に動きました。(出典:Wise)

円建てで米国株を保有している方は、以下の「見え方の差」に注意が必要です。

  • 円安局面:円換算の評価額が実態より高く見えやすい
  • 円高に戻ると:株価が横ばいでも円換算の評価は目減りしやすい

今週のような為替変動が大きい局面ほど、「どの通貨で損益を見るか」を意識しておくことが大切です。

来週の見どころ

経済カレンダー(JSTベース)

大型テック企業の決算(特にAI関連)が相場の方向感に直結しやすい地合いです。好決算なら指数の押し上げ要因に、失望決算なら市場全体の空気が冷えるリスクがあります。(出典:Reuters)

金利面では、米10年債が4%前後で安定するかどうかが焦点です。上方向に動き出すと、株のボラティリティが高まりやすくなります。(出典:FRED)

注目テーマ

関税・通商リスク:ニュース次第で投資家心理が急変しやすい「地雷原」として引き続き要注意です。(出典:Reuters)

地政学とエネルギー:原油が急騰するとインフレ期待にも波及するため、両者をセットで観察することをお勧めします。(出典:Reuters)

シナリオ別の展開予想

強気シナリオ:関税・地政学の悪材料が増えず、米10年金利が4%前後で安定 → リスクオンが続きやすく、ナスダック100が相対的に強い展開になりやすい(出典:FRED)

中立シナリオ:目立った材料はないが決め手もない → 指数はレンジ相場、日替わりで主役が入れ替わる展開

弱気シナリオ:関税強化への連想が再燃、または原油高→インフレ懸念→金利上振れ → 株は下押し圧力がかかりやすい(出典:Reuters)

長期投資家の方へ

今週やっておきたいこと

  • 積立は継続:週次のニュースで売買を増やすより、ルール通り淡々と続けることが大切です
  • リバランスの点検:テック偏重・ドル偏重になっていないか、ポートフォリオの比率を確認しましょう
  • 観察指標:米10年金利、ドル円、原油、ナスダック100の初動に注目

リスク管理のポイント

  • 評価通貨を揃える:円建ての損益とドル建ての損益を分けて把握する習慣をつけましょう
  • 為替ヘッジ比率の事前定義:為替が急変したときに感情で動かないよう、ルールを決めておくことをお勧めします

用語ミニ辞典

割引率:将来の利益を現在の価値に換算するときに使う金利のこと

リスクオン/オフ:積極的にリスク資産を買う局面(オン)と、安全資産に逃げる局面(オフ)の相場心理

薄商い:売買量が少なく、少しの注文でも価格が大きく動きやすい状態

清算値:先物などの公式な終値(英語でsettle price)

関税リスク:通商政策の変更が企業の利益や景気に与える不確実性

出典

  • 主要指数終値(2/20):S&P500 6,909.51 / ダウ 49,625.97(AP News)
  • 市場材料(最高裁判断・関税・週間騰落)(Reuters)
  • ナスダック100 終値 25,012.62(Investing.com)
  • 米10年債利回り 4.08%(2/19)(FRED)
  • 金 5,040ドル/oz(2/20時点)(Fortune)
  • 原油WTI 66.39ドル / ブレント 71.76ドル(2/20)(Reuters)

【免責事項】本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。

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この記事を書いた人

“守りは投資信託、攻めは米国テック”。そんなコア・サテライトで
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