● 1月26日〜30日の米国株は、FOMC(金融政策会合)を無事通過したことで週後半に安心感が広がり、主要指数は高値圏を維持。
● 米10年債利回りは4.1%台後半 → 4.0%台前半へ低下し、割引率低下が株式の下支え要因に。
● ドル/円は156円前後で落ち着き、金は堅調、原油は需要懸念から軟調と、資産ごとの方向感が分かれた週。
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今週の振り返り
【イベントの地図(JST)】
- 1月27日(火):FOMCを控え、株式市場は様子見。指数は高値圏で小動き。
- 1月29日(木):FOMC結果公表。政策金利は据え置きで、声明・会見ともに市場想定の範囲内と受け止められる。
- 1月30日(金):金利低下を受けて株式は底堅く推移し、週末は落ち着いた引け。
💡 今週のポイントは「FOMCを無事通過できたこと」。サプライズがなかった点が、株式市場にはプラスでした。
【金利の位置(米10年=割引率の代表/方向>水準)】
- 米10年債利回り:4.03%前後(週末時点)。
- FOMC後に利回りが低下したことで、株式、特にグロース株には心理的な追い風となりました。
- 市場は「次の利下げ時期」よりも、「金利がこれ以上上がらないか」を重視する局面。
【株式(主要指数・週末時点の具体的数値)】
- ダウ平均:49,210.40
- S&P500:6,975.60
- ナスダック100:25,820.90
▼今週の市場の雰囲気(初心者向け)
- FOMC前:様子見ムードで市場は動かず
- FOMC後:ひと安心で相場は底堅く
- 全体として「高値圏ながら過熱感は少し落ち着いてきた」印象
【金と原油(具体的数値)】
- 金(Gold):2,085ドル/oz
- 金利低下と不透明感が下支えとなり、底堅い値動きが続いています。
- 原油(WTI):69.40ドル/バレル
- 需要見通しへの懸念が重しとなり、週を通じて弱含みとなりました。
【為替(ドル/円)】
- 1ドル=156.20円 前後(週末時点)
- 米金利が低下したことを受けて、円安の勢いは一服。ただし、大きな円高への流れは見られません。
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来週の注目(見どころ)
【経済カレンダーの要所(JST)】
- 米雇用関連指標:本格的な雇用統計の前触れとなる指標に注目。
- 企業決算:ハイテク・消費関連の決算が引き続き注目されます。
- FRB高官発言:FOMC後の補足コメントが市場に影響する可能性。
【テーマ(製品・AI・政策など)】
- AI・テック株:金利が落ち着く中で、業績に素直に反応する局面へ。
- 金利動向:4%前後が”安心ライン”として意識されるか。
- 為替:156円台を中心としたレンジ形成。
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シナリオ(条件分岐で考える)
- 強気:雇用・景気データが落ち着けば、金利も安定し、株式は緩やかな上昇へ
- 中立:指標がまちまちなら、株は高値圏でのもみ合いが続く
- 弱気:インフレ再燃で金利が上昇すれば、高値圏の株に調整圧力がかかる
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長期投資家の行動(一般論)
【やることリスト】
- FOMCが通過した後も、淡々と積立は継続。
- 値上がりした資産の比率をチェックし、リバランスを検討しましょう。
- 金利と株価の関係を引き続きウォッチしておきましょう。
【リスク管理】
- 為替・金利・株式の動きを連動させて見ていきましょう。
- テック・AI銘柄への集中度を定期的にチェックしましょう。
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用語辞典(やさしく)
- FOMC:米国の金融政策を決める会合。
- 割引率:将来の利益を今の価値に換算する際に使う金利のこと。
- 据え置き:政策金利を変更しないこと。
- 高値圏:過去と比べて高い水準にある状態。
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免責事項
本稿は一般的な情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。






