はじめに(このページの使い方)
最初の土台は株式インデックスだけでOK。
迷ったら2択からスタートし、年1回だけ軽く点検します。
2つの始め方(どちらか選ぶだけ)

- A:最短コース
全世界株インデックス投信 1本で自動つみたて。
→ 1本で地域分散まで完了。まずは“習慣化”が目的。 - B:日本も少し入れたいコース
先進国株:国内株=8:2(合計2本)
→ 先進国株をコア、日本は少なめに添えるイメージ。
※ 新興国は**入れるなら0〜10%**までの少額。同じ指数の投信を2本持たないのがコツ。
商品の選び方(実務はここだけ)
- 使うベンチマークを決める(全世界/先進国/国内)
- **同じベンチマーク内で“最安〜ほぼ最安”**の投信を選ぶ
- ノーロード・自動つみたて対応を確認
- 迷ったら純資産が育っている定番から
見るのは主に信託報酬(+実質コスト)と指数との乖離の小ささだけでOK。
つみたて設定テンプレ(そのまま運用)

- 日付:給与日直後
- 金額:毎月○円(ボーナス月は +○円)
- 配分:Aは1本に100%/Bは先進国80%・国内20%
- 通知:価格通知はOFF、口座入金のリマインドのみON
年1回の“簡単点検”
- 目標配分から**±10%以上**ズレていないかだけ確認
- ズレていたら次回以降の“積立配分”で足りない側を厚くする(基本、売らない)
- 生活防衛資金(3〜6か月分)は別口座で確保
債券は、資産が育ってきた/値動きがしんどいと感じたら後から検討で十分。
よくある落とし穴
- 人気やSNSで商品を乗り換え → コスト増・習慣崩壊
- 同じ指数の重複(例:S&P500投信を2本)
- 毎日チェックして気持ちが乱れる → 週1回までに
今日やることチェックリスト
□ A(全世界1本) or B(先進国8×国内2)を決める
□ ベンチマークと最安クラスの投信を選ぶ
□ 証券口座でつみたて日・金額・配分を登録
□ スマホの価格通知OFF/入金リマインドON
□ カレンダーに年1回の点検日を入れる
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もっと理屈まで確認しておきたい方へ
インデックス投資の考え方を1冊で確認できる本『インデックス投資は勝者のゲーム』のレビューも書きました。
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(免責事項)本記事は投資助言ではありません。最終的な投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。