- ● 株価が週間で記録更新、水準の高さを意識させる展開に (Reuters)
- ● 米10年債利回り上昇、金利負荷が成長株に重荷に (AP News)
- ● 連邦政府の一部閉鎖(シャットダウン)で経済指標の発表遅延リスクが浮上 (ウィキペディア)
目次
先週の振り返り
イベントの地図(10月1日~3日)
| 日時(JST) | イベント / 発表 |
| 10月1日 | 連邦政府の資金切れにより 政府機関一部閉鎖(シャットダウン) 開始 (ウィキペディア) |
| 10月3日 | 株式市場が新高値水準で取引を終える。DowとS&P 500が終値ベースで記録更新 (Reuters) |
| 10月3日 | Nasdaqはやや軟調、半導体関連に影響を及ぼす動きも出る (Reuters) |
シャットダウン開始のニュースが、雇用統計など主要指標の発表を遅らせるリスクを市場に意識させました。 (マーケットウォッチ)- 10月3日には、S&P 500 と Dow が終値で記録を更新する力強さも。 (Reuters)
- ただし、Nasdaq は上昇の流れに乗り切れず、調整圧が意識される展開。 (Reuters)
金利の位置と動き
- 10月3日終盤時点で、米10年債利回りは 約4.12% まで上昇。これは株式の割引率(将来利益の現在価値を下げる)という観点で重荷になりやすい水準。 (AP News)
- 利回り上昇の継続か反転かは、次回の指標発表やFRBのスタンス次第。金利の動きが市場方向性を左右する重要ファクターになりました。
株式(指数 & テーマの手触り)
- 指数動向
- テーマ株・セクター
金と原油(安全資産・インフレ期待)
- 金:利下げ期待や市場の不確実性を背景に、買われる動きも観察されました(リスクオフ時の避難先需要が支え) (IG)
- 原油:需給・地政学リスクの影響を受けやすく、小刻みに方向感を変える展開。強い上昇トレンドというより方向性模索の側面が強め。 (IG)
為替(ドル/円含む)
- ドル指数(DXY)は高値圏での調整圧も観察され、わずかに伸び悩む動き。 (IG)
- 日本投資家視点では、ドル/円変動によって米資産リターンの“円換算後”が揺れやすい点を常に念頭に置くべき局面になりました。
(免責事項)本記事は投資助言ではありません。最終的な投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。


