3行でわかる要点
- 毎月1行だけ書く「型」を決めれば、迷わず継続できる
- 同じ項目で記録するから、月ごとの比較が自然にできる
- 3か月ごとに「振り返り3問」で微調整すれば、無理なく改善できる
まず押さえておきたい5つのポイント
- 書くのは月1回・1行で十分(習慣化が最優先)
- 「固定の型+単位ルール」でブレをなくす
- 通常月と急落月の書き分け方を最初に決めておく
- 3か月ごとに短い振り返り(3問)で軌道修正
- 判断に迷う場面は「マイルール雛形」を参照
このページの目的
「長く続く投資記録」を最小限の負担で続けるために、月1行メモの型・コツ・実例・点検法をまとめました。明日からではなく、今日の5分でスタートできます。
月1行メモの「型」(コピペ用)
YYYY-MM-DD|評価 ___円|入金 ___円|株___%・債___%|メモ:___
※「株・債」は自分の主力アセットに合わせて変更OK
(例:株/金、株/外債など)
記入ルール(ブレないための小さな約束)
- タイミング:毎月末(または給料日直後)に固定
- 単位:金額は円、比率は%で統一。四捨五入は千円単位・1%単位
- データ源:評価額は証券口座アプリの当日残高に合わせる
- 保存先:ノート/メモアプリ/スプレッドシートのいずれか1つに統一
- 所要時間:3分以内(迷ったら翌月に回す=止めないことが大事)
記入例(通常月)
2025-09-30|評価 8,530,000円|入金 50,000円|株78%・債22%|メモ:積立を粛々と継続
記入例(相場急落月の書き方)

2025-10-31|評価 8,120,000円|入金 50,000円|株76%・債24%|メモ:急落。マイルール通り積立、リバランスは見送り
→ 迷いが出るときは「相場急落時の対処法」を参照
3か月ごとの「振り返り3問」(1行ずつでOK)
- この3か月、記録は止まらず続いた?(Yes/No+理由)
- 崩れた週・月は何が原因?(忙しさ/迷い/設定の複雑さ など)
- 次の3か月で1つだけ変えるなら?(記入日/列の簡略化/通知設定 など)
よくある失敗と対策
| 失敗パターン | 対策 |
|---|---|
| 毎回フォーマットが違う | 「型」と「単位」を本文の上に固定してコピペ運用 |
| 書くことが多くて面倒 | 月1行だけに戻す。詳細は別の「テンプレ集」へ分離 |
| 急落で怖くなり中断 | 急落月は事実の記録+短い行動メモだけ。判断は別ページの手順に従う |
| アプリが散らかる | 保存先を1つに統一(スプレッドシート推奨) |
スプレッドシート最小設計(列6つ)
日付 / 評価額 / 今月の入金額 / 株式比率(%) / 債券比率(%) / 一言メモ
※最初は合計6列まで。慣れても増やし過ぎないのが継続のコツ
今日のアクション(3分)
- [ ] 保存先を決めて(シートorメモ)上の「型」を貼る
- [ ] 記入日をカレンダーに毎月繰り返し登録
- [ ] 直近分を1行だけ書く(未完成でもOK)
「続けるコツ(メンタル)」トップに戻る↑
< 前の記事へ「相場急落時の対処法」
投資を始める前のお勧めの一冊「バビロンの大富豪」の書評を見てみる。
(免責事項)本記事は投資助言ではありません。最終的な投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。