本記事のステータス:検討中(未確定)
最終更新日(JST):2025年12月18日
はじめに
このページでは、2026年度(令和8年度)に向けて検討されているNISA制度の変更点を、初心者から中級者の方向けに整理してお伝えします。随時更新していく予定ですので、ブックマークしていただければ幸いです。
3行まとめ
- 2026年度に向けて、NISA制度の一部拡張や見直しが検討段階にあります
- 特に注目されているのが、こどもNISAとプラチナNISAという新しい枠組みの構想です
- いずれも未確定のため、現時点では「準備」と「情報整理」が大切です
押さえておきたいポイント
- 2025年12月時点で、NISA制度改正は正式に決定していません
- こどもNISAは「18歳未満への投資教育・資産形成」を目的としています
- プラチナNISAは「高齢者の資産活用・取り崩し」を意識した案として報じられています
- 毎月分配型(定期的に分配金が出る仕組み)が話題になっていますが、誤解も多い点に注意が必要です
- 現行のNISA(新NISA)がすぐに使えなくなるわけではありません
- 制度が確定するまでは、積立の停止ではなく継続が基本です
- 家族(未成年のお子さんや高齢のご両親)の口座方針について、事前に話し合っておくと安心です
- 情報は、報道→公式発表の順で確認する姿勢を持ちましょう
現時点での結論(2025年12月時点)
結論から申し上げますと、**2026年度に向けたNISA制度変更は「検討段階」**であり、確定した制度改正はまだありません。
報道や有識者会議で名前が挙がっているのは、主に次の2つです。
- こどもNISA(18歳未満向けの非課税投資枠)
- プラチナNISA(高齢者向けを想定した仕組み)
いずれも、「制度として本当に導入されるのか」「既存のNISAとどのように共存するのか」については未定の状態です。
こどもNISA(18歳未満枠)について
検討されている背景
- 若年層への長期・積立投資の定着
- 家庭内での**金融教育(お金の学び)**の促進
- 既存の未成年口座よりも、分かりやすい制度を作りたいという意図
想定されるメリット(案ベース)
- 18歳未満でも非課税で運用できる可能性がある
- 親が管理しつつ、将来は本人に引き継ぐ設計が検討されている
- 教育資金や将来資金を長期的に準備しやすくなる
注意すべき点
- 年間の非課税枠や対象商品はまだ決まっていません
- 親のNISA枠とは別枠になるのかも未確定です
- 引き出し制限(途中で使えるかどうか)も議論段階です
よくある誤解
- ×「2026年から必ず始まる」
→ まだ決まっていません - ×「学資保険の代わりになる」
→ 性質が異なり、元本保証ではありません
プラチナNISA(高齢者向け)について
検討されている背景
- 高齢期における**資産の使い方(取り崩し)**の支援
- 貯めるだけでなく、生活費として活用しやすくすることが目的
毎月分配型についての誤解
- 毎月分配型=「毎月お小遣いがもらえる」ではありません
- 分配金の原資が元本の取り崩しである場合もあります(つまり、資産が減ることがあります)
どんな人に向いている?
向いている可能性がある人
- 収入が年金中心で、定期的な現金収入を重視したい方
向いていない可能性がある人
- まだ資産形成期で、成長を優先したい方
注意すべき点
- 「高齢者だから有利」とは限りません
- 税制メリットよりも、商品性をしっかり理解することが重要です
その他の改善論点
報道や議論で触れられている論点には、以下のようなものがあります。
- 商品要件の見直し(分かりやすさ重視)
- 口座開設・管理手続きの簡素化
- 既存NISA枠との併用ルールの整理
※いずれも方向性レベルの話であり、詳細は未確定です。
今、読者の皆さんができること
制度がまだ決まっていない今、やるべきことはシンプルです。
積立投資について
今の積立は原則そのまま継続しましょう
迷ったときは「停止」ではなく「減額」を検討してください
家族での話し合い
以下のテーマについて、話題に出しておくと安心です
- 未成年のお子さんの資産をどう考えるか
- ご両親の老後資金をどう管理するか
情報収集の仕方
報道 → 公式発表(金融庁など)で確認という順番でチェックしましょう
制度確定後に追記予定の内容
- 制度開始時期(◯年◯月から)
- 年間・生涯の非課税枠
- 対象年齢・年齢上限
- 対象商品(投資信託・ETFなど)
- 既存NISAとの併用可否
- 引き出し・名義変更のルール
更新履歴
- 2025/12/18:初版公開(検討状況の整理)
関連記事
- 新NISAの基本と全体像
- 未成年口座と資産形成の考え方
- 老後資金と取り崩しの基本
- NISAと税金の基礎知識
よくある質問(FAQ)
Q1. こどもNISAはいつから始まりますか?
A. 2025年12月時点では開始時期は未定です。
Q2. 今のNISA口座は使えなくなりますか?
A. そのような発表はありません。
Q3. プラチナNISAは高齢者だけ有利ですか?
A. 年齢だけで有利・不利が決まる制度ではないと考えられます。
Q4. 毎月分配型は安全ですか?
A. 安全かどうかは一概に言えず、仕組みの理解が重要です。
Q5. 制度が変わるまで積立は止めるべきですか?
A. 一般的には、継続したまま様子を見るという考え方が多いです。
Q6. 情報はどこで確認すべきですか?
A. 最終的には金融庁などの公式発表を確認してください。
注意事項(必ずお読みください)
本記事は一般的な制度情報の整理を目的としたものであり、投資助言ではありません。
制度内容や税制は変更される可能性があるため、最終的な判断はご自身で行い、最新の公式情報を必ずご確認ください。
税務の取り扱いは個別の事情により異なる場合があります。
NISA 一次情報の参照先リンク(名称+URL)
- 金融庁:NISA特設ウェブサイト(制度の全体像・お知らせ)
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/金融庁 - 金融庁:NISAに関する有識者会議(議事要旨・資料・中間とりまとめ等)
https://www.fsa.go.jp/singi/nisa_kaigi/index.html金融庁 - 国税庁:タックスアンサー「NISA制度(No.1535)」(税務上の扱いの要点)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1535.htm国税庁 - 財務省:令和8年度税制改正要望(金融庁分)(要望事項の一覧)
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2026/request/fsa/index.html財務省
(本ページは制度確定後、順次追記・更新していきます)